終戦記念日に対しての日本と海外の認識の完全な違いとは!?
2016/10/24
8月15日は、終戦記念日ですね。
日本人にとっては、とても大切な記念日になります。
そして、先の大戦で学んだ事を繰り返さなように心に誓う日でもあります!
僕も、戦争が無い平和な世の中が続くようにと願っております。
終戦記念日なのですが、日本と海外との認識の違いって知っていますか?
あまり知られていないのでは、無いでしょうか?
今回のブログは「終戦記念日の認識の違い」のブログです!
ちなみに、今年は、日韓友好50周年で、僕も文化交流訪問団として韓国HMA芸術祭のオープニングセレモニーに参加してきました。
日本における「終戦記念日」
私たち日本人の一般常識では、先の戦争の終戦記念日は8月15日と決まっている。
特に今年は戦後70周年ということで、安倍総理の談話や中国が対日戦勝利の軍事パレードを予定しています。
8月15日の「終戦の日」が強調される年となっています。
終戦記念日は9月?
ロシア(旧ソ連)でも対日戦勝利は9月、アメリカでも9月となっているのを知っていましたか?
中国が軍事パレードを予定しているのは9月3日です!
中国はこの日を「日本の侵略に対する中国人民解放の抗戦勝利日」としています。
2014年2月に開催された全国人民代表者会議で、終戦70周年を目前にして正式に決定されたものです。
先の大戦で、日本と敵対国であった周辺国を見渡しても、終戦の日は実際には日本人の常識とはまるで違っていました。
日本人が終戦の日と信じている8月15日とは?
そもそも、8月15日は「終戦の日」なのか、「敗戦の日」なのか?と言う事!
1945年8月15日は、天皇陛下が戦争後の日本の在り方を定めたポツダム宣言の受諾をした日。
日本国民と大日本帝国軍人に天皇陛下が「玉音放送」という形で、直接語り掛けた日であり、武装解除して、敵対行為をやめるように命じたものです。
戦闘状態をいったん休止する「休戦宣言」をした日だといえます・・・。
ポツダム宣言の受諾は8月14日だった!?
実際に、日本がポツダム宣言を受諾したのは8月14日であり、そのことは全世界に公表されていたのです。
それを知らなかったのはごく一部を除く日本人だけだったようです。
アメリカでは8月14日に日本が降伏することが報道されていた。
8月14日に、トルーマン大統領はポツダム宣言の内容を国民に説明し、日本がそれを受け入れたことを告げ、VJデー(対日戦勝記念日)は9月2日の降伏文書調印を見届けた上で布告するとしていたのです。
終戦記念は9月2日?
日本の降伏調印式は1945年9月2日、東京湾上に浮かぶ米戦艦ミズーリ号で行われました。
その状況はラジオの実況中継で全世界に流されました。
トルーマン大統領の演説!
米国のトルーマン大統領は、ラジオの実況中継後、全国民向けのラジオ放送で演説しました。
そのトルーマン大統領の演説の中で、9月2日を正式にVJデーとし、第二次世界大戦を勝利で終えたことを宣言したのです。
したがって・・・
米国の第二次世界大戦の終了(太平洋戦争の終結)は1945年9月2日ということになる訳です。
今回のブログのまとめ!
終戦記念日とは、戦争が終わったとされる日で、世界各国でその日付は異なる・・・。
日本では1945年(昭和20年)8月15日に昭和天皇によって降伏を、宣言した日を終戦記念日としている。
ポツダム宣言を調印した日!
1945年(昭和20年)9月2日はポツダム宣言に調印した日で昭和27年までは9月2日を敗戦記念日と呼んでいた。
海外の終戦の日はアメリカ、イギリス、ロシアなどは9月2日。
中国は9月3日、韓国と北朝鮮は8月15日を終戦としているようです。
ポツダム宣とは!
アメリカ大統領、イギリス首相、中国首席による日本に対する無条件降伏などを含んだ宣言のこと。
これを日本が受け入れたため、第二次世界大戦(太平洋戦争)が終結した。
皆さんの健康を心よりお祈りしています!
ではまた!
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